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第22章 白河 桜子
隆行が5年生になって、秋も深まってきた頃だった。
私の奔放な生活に終止符を打つ事件が起きた。
いつものように健次さんの部屋で微睡んでいたら、義隆さんの携帯から電話が掛かってきて。
私は、今日は帰ってくる日じゃないのに急に帰ってくるのかしら⁉︎と慌てて健次さんから離れて電話に出た。
義隆さんは「今何処にいる?」と重い声で、聞いてきて。

「出掛けるなとは言わないが、隆行が万引を繰り返していたことを知っていたか?」

と言われた。寝耳に水で、え?どういうこと?と聞き返したら、

「こっちが聞きたい!最近は学校から帰ったら弁当代がテーブルに置いてあるだけで母さんの姿を見ないと言ってるぞ!一体毎日何処をほっつき歩いてるんだ!それだけならまだしも、弁当代もあったりなかったりだから金のない時は弁当や惣菜を万引して凌いでいたそうだ!スーパーで店長に捕まったのも初めてじゃない、常習犯だと。改善が見られないから児相と警察迷って警察に通報したと言われたぞ!桜子は専業主婦なんだから、子供の食事くらい準備しろ!もう警察から帰るから、話の続きは家でする。さっさと帰って来い‼︎」

電話口で怒鳴られた。
いつも温厚な義隆さんが、初めて私に怒鳴った…
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