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第23章 田嶋 美佳

入れ替わりに隆行くんが入って。私は髪の毛は洗わなかったから、備え付けのアメニティで化粧水と乳液をつけて。その横にあったボディーミルクもつけた。
バスローブで居るのもなんだし…と着てた服をもう一度着る。
ストッキングだけはやめて、素足にスカートの状態で、ソファに座った。

隆行くんはすぐに上がってきたけど、上半身裸の、下はデニムをベルトなしで履いてて。引き締まったお腹と、がっしりした肩や胸が息を飲む程セクシーで。
いやだ、腹筋割れてる…どうしよう、私筋肉フェチじゃないけど、コレ…目のやり場に困る…

きょろきょろして挙動不審だったみたいで、隆行くんは苦笑しながら、

「恥ずかしがらなくていいよ。俺のが緊張してるから」

となりに座って言った。
そ、っと遠慮がちに私の肩に手を回して。
遠慮がち、なのかと思いきや、思いの外グッと力強く抱き寄せられる。
おッ⁉︎ と思ったらそのまま、唇を舐められた。
あ…キスより…エッチな感じ…
そのまま、ちゅ、とキスに移って、深いキスを堪能した後、ちゅ、ちゅ、と啄むような感じに変わる。