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第25章 新田 誠治 ー プロポーズの後 ー
どうやって、誘えばいいんだ…

昔って、どうしてたっけ…

遠い記憶を手繰ってみても、思い出せん…

「…寝室、二階、なんだけど…」

と呟くと、桜子さんがハイ、と頷く。

ダイニングの灯りを消し、階段につけた薄暗い照明を頼りに二階に上がった。
寝室に入り、ダブルベッドに腰掛けて、そっと桜子さんを抱き寄せた。
おずおずとキスを交わし、それが徐々に深くなると、もう、手順なんてどうでも良くなって。
桜子さんにのしかかりながら肩や背中をなでまわした。

あ…

と控えめに呟く桜子さんが堪らなく可愛い。
俺だけのモノにしてしまいたい。

服を脱がし、自分の部屋着を脱ぐのももどかしく、脱ぎ捨てて全裸になった。
もう、そんな歳でもないハズなのに、ガツガツと求めてしまう。

桜子さんの乳首を口に含み、弄びながら秘所に指を這わせると十分潤っていて。中に指を淹れてかき回すと潤いは掌にまで伝ってくる。

「…ぁっ…も…だ、め…」

身を捩って悶える姿も美しくて。
我慢できずにゴムの個装袋を噛み破って装着た。


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