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第25章 新田 誠治 ー プロポーズの後 ー

「誠大くん、バイバイはしなくていいよ。でもね、おばちゃんにもお家があって、お父さんとお母さんがいるの。だから、帰らないと心配されちゃうからね?今日は泊まれないの。だから、おやすみ、しよう?今日は、満希ちゃんと、パパとねんねして?おばちゃんね、おうちで、パパや誠大くんや満希ちゃんの話して、できるだけ早くに結婚できるように準備するからね?」
桜子さんがぎゅーっと誠大を抱きしめて、背中をトントンしてあやすと、漸く泣き止み。
納得した誠大は、泣いて疲れたのか、目をこすりだして。
満希も泣くだけ泣いて、コッチは意味がわからずつられてただけっぽいから誠大が泣き止むと自然と泣き止んで俺の腕の中で寝てしまった。
俺は2人を二階に連れて行き、パジャマに着替えさせて寝かしつけ、また下に戻った。
「ゴメンね、先に帰って貰って良かったのに…」
「あんな誠大くん見たら、帰れませんよ…」
首を傾げて笑う桜子さんに、頭を下げた。
「ごめんね、桜子さん。できるだけ早くに、ご両親に挨拶に行くよ。」
「こちらこそ、ごめんなさい。いい歳して両親の許可もないと思うんだけど…やっぱり、1回失敗してるから、次は大丈夫だって安心させたくて…」
「いや、やっぱソコは大事なコトだと思うし、けじめはつけないと。ご両親の予定にもよるけど、来週の週末には、伺えたらいいなと、思うんだけど、性急かな?」
桜子さんがかぶりを振って、
「早く結婚しなくちゃ。誠大くんと満希ちゃんのためにも、ね?」
と笑った。
桜子さんがぎゅーっと誠大を抱きしめて、背中をトントンしてあやすと、漸く泣き止み。
納得した誠大は、泣いて疲れたのか、目をこすりだして。
満希も泣くだけ泣いて、コッチは意味がわからずつられてただけっぽいから誠大が泣き止むと自然と泣き止んで俺の腕の中で寝てしまった。
俺は2人を二階に連れて行き、パジャマに着替えさせて寝かしつけ、また下に戻った。
「ゴメンね、先に帰って貰って良かったのに…」
「あんな誠大くん見たら、帰れませんよ…」
首を傾げて笑う桜子さんに、頭を下げた。
「ごめんね、桜子さん。できるだけ早くに、ご両親に挨拶に行くよ。」
「こちらこそ、ごめんなさい。いい歳して両親の許可もないと思うんだけど…やっぱり、1回失敗してるから、次は大丈夫だって安心させたくて…」
「いや、やっぱソコは大事なコトだと思うし、けじめはつけないと。ご両親の予定にもよるけど、来週の週末には、伺えたらいいなと、思うんだけど、性急かな?」
桜子さんがかぶりを振って、
「早く結婚しなくちゃ。誠大くんと満希ちゃんのためにも、ね?」
と笑った。

