この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
some more storys
第26章 武井 祥悟 & 沙織 ー made in kobe ー

確かに…なんでベスト…ウェストコートって言うのか…あれ背中がツルツルなんだろうってずっと不思議だったんだけど、あれってやっぱ単体で着るっていうよりジャケットありきの感じだったのね。
「かしこまりました。ポケットとボタンはどういたしますか?」
「んー、ボタンは6つ、のがYゾーンが狭くてキッチリ見えるでしょ?」
「そうですね。でしたら6つボタン5つ掛けもアリですし…」
「あ、下つけない感じですね。じゃ、それがいいかなー。ポケットはね…どうしようかなぁ。」
「ウェストコートのみで過ごすシーンを想定されるのであれば、胸ポケットはあった方が便利だと思います。携帯やペンが入れられるポケットがあった方が使いやすいですよ。」
「確かに。じゃ、ポケットは左胸にひとつ、とウェストにふたつ。」
「はい。」
そんな感じで、祥悟くんと話しながら、タブレットにどんどん打ち込んで行く。
パンツの形やジャケットの襟はどうするか、とか、ジャケットのベンツはサイドかセンターか、とか。果てはボタンのサンプル帳を開いてボタンの種類から裏地の色まで、スーツってオーダーするのにこんなに決めることあるの?ってくらい、色々話してた。
「かしこまりました。ポケットとボタンはどういたしますか?」
「んー、ボタンは6つ、のがYゾーンが狭くてキッチリ見えるでしょ?」
「そうですね。でしたら6つボタン5つ掛けもアリですし…」
「あ、下つけない感じですね。じゃ、それがいいかなー。ポケットはね…どうしようかなぁ。」
「ウェストコートのみで過ごすシーンを想定されるのであれば、胸ポケットはあった方が便利だと思います。携帯やペンが入れられるポケットがあった方が使いやすいですよ。」
「確かに。じゃ、ポケットは左胸にひとつ、とウェストにふたつ。」
「はい。」
そんな感じで、祥悟くんと話しながら、タブレットにどんどん打ち込んで行く。
パンツの形やジャケットの襟はどうするか、とか、ジャケットのベンツはサイドかセンターか、とか。果てはボタンのサンプル帳を開いてボタンの種類から裏地の色まで、スーツってオーダーするのにこんなに決めることあるの?ってくらい、色々話してた。

