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第26章 武井 祥悟 & 沙織 ー made in kobe ー

「では、2週間後の1月21日、ご都合が悪くなられましたらお電話頂けますでしょうか?」
最後まで気持ちよく接客して貰って、2人でお店を出た。
「感じのいいお店だったね。」
「うん。田嶋さんのお母さんなのかな?」
「そうじゃない?」
「最初の男の人は…従兄弟くらい?」
「どうだろうね。お兄ちゃんがいるって聞いたことあるから、お兄ちゃんか、従兄弟さんだろうとは思うけど。」
「田嶋さんには言わないでね?」
「わかってるわよ。」
そうして2人で遅いお昼を食べて、のんびりと家に帰った。
2週間後…
予約した時間にお店に着くと、あのおばさまが迎えてくれて。
「いらっしゃいませ。申し訳ございませんが、フィッティングルームがひとつしかございませんので、ご主人様か奥様、どちらかお待ち頂くことになってしまうんですけど…」
「あぁ、大丈夫、そんなの気にしないでください。じゃ、沙織ちゃん先に着てみたら?」
「…うん…」
「では奥様の方を先にご準備致します。ご主人様はお掛けになってお待ちください。お飲み物は如何なさいますか?」
「あ、じゃ、コーヒーを頂いてもいいですか?」
「かしこまりました。」
最後まで気持ちよく接客して貰って、2人でお店を出た。
「感じのいいお店だったね。」
「うん。田嶋さんのお母さんなのかな?」
「そうじゃない?」
「最初の男の人は…従兄弟くらい?」
「どうだろうね。お兄ちゃんがいるって聞いたことあるから、お兄ちゃんか、従兄弟さんだろうとは思うけど。」
「田嶋さんには言わないでね?」
「わかってるわよ。」
そうして2人で遅いお昼を食べて、のんびりと家に帰った。
2週間後…
予約した時間にお店に着くと、あのおばさまが迎えてくれて。
「いらっしゃいませ。申し訳ございませんが、フィッティングルームがひとつしかございませんので、ご主人様か奥様、どちらかお待ち頂くことになってしまうんですけど…」
「あぁ、大丈夫、そんなの気にしないでください。じゃ、沙織ちゃん先に着てみたら?」
「…うん…」
「では奥様の方を先にご準備致します。ご主人様はお掛けになってお待ちください。お飲み物は如何なさいますか?」
「あ、じゃ、コーヒーを頂いてもいいですか?」
「かしこまりました。」

