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第26章 武井 祥悟 & 沙織 ー made in kobe ー
金の抜き文字で、フィッティングルームと書かれた黒い扉をあけると、大きな鏡の空間。きっちり扉も閉まるし、よくあるアパレルショップの心許ないフィッティングルームとはえらい違い。
それに、広い。
ま、大柄な男性でもゆったり着替えられる、となるとこのくらいいるのかも。
私がよく行く洋服屋さんなんて、大きなサイズのところでもないし、女性しか来ないんだろうから、大柄と言ったって知れてるもんね…
仮縫い状態だけど、スーツがハンガーに掛けてあって。
スーツと一緒に白いブラウスもセットされてたから、それを着てからスーツを着てみた。
問題なく着られて、そ、っとフィッティングルームの扉を開けると、おばさまがいた。
「如何でしょう?」
「…はい…すごく、しっくりくる…っていうか…馴染むっていうか…私のサイズに合わせて作って貰ってるから、当然なんでしょうけど…なんか、着たことない感じ、なので…なんて言ったらいいかわからないんですけど…」
「そうですか。とてもキレイにラインが出ていると思います。ご主人様にも見ていただきましょう?」
それに、広い。
ま、大柄な男性でもゆったり着替えられる、となるとこのくらいいるのかも。
私がよく行く洋服屋さんなんて、大きなサイズのところでもないし、女性しか来ないんだろうから、大柄と言ったって知れてるもんね…
仮縫い状態だけど、スーツがハンガーに掛けてあって。
スーツと一緒に白いブラウスもセットされてたから、それを着てからスーツを着てみた。
問題なく着られて、そ、っとフィッティングルームの扉を開けると、おばさまがいた。
「如何でしょう?」
「…はい…すごく、しっくりくる…っていうか…馴染むっていうか…私のサイズに合わせて作って貰ってるから、当然なんでしょうけど…なんか、着たことない感じ、なので…なんて言ったらいいかわからないんですけど…」
「そうですか。とてもキレイにラインが出ていると思います。ご主人様にも見ていただきましょう?」