この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第26章 武井 祥悟 & 沙織 ー made in kobe ー
祥悟くんを呼んでくれる。
私は横や後ろ姿を見せるために、ちょこちょこと一回転した。
こういう時、洋服をキレイに見せる術がある人はいいな、と思う。

「キレイだよ。沙織ちゃん。」

祥悟くんは両手を広げてベタ褒めしてくれるけど、そういう反応、ちょっとくすぐったい。

「ご試着されてみて、違和感がなければこのまま進めさせて頂きますが…」

「あ、はい。お願いします。」

「ではこのまま失礼致します。」

私が着た状態で、肩や袖のあたりを摘んでクリップのようなものをつけたりして、いわれるままに腕を上げたり肩を回したり、どこも動き難いところもなく。
おばさまは満足げに頷いて、

「では、元のお洋服に戻して頂いて結構ですよ。」

と言った。私と入れ替わりに祥悟くんがフィッティングルームに入り、程なくして出てきた。

「如何でしょう?」

「概ね満足ですよ。ウェストコートがもう少しタイトでもいいかな。」

「あら、そうですわね、その方がスッキリ致しますね。」

「じゃ、そこだけお願いします。」

仮縫いの調整はすぐに終わった。

「ではまた、2週間後、2月4日の日曜日にお待ちしております。」

「はい。仕上がり、楽しみにしてます。宜しくお願いします。」

/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ