この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第27章 幸村 順一
そして、翌日。

バレンタイン当日。
会社に着くと、女の子たちからのチョコレートが置かれてある。ま、それは例年通り。
女の子の席を回ってありがとうと礼を言う。
最後に森崎の席に行った。

「チョコレートありがとう。」

「どういたしまして。ま、会社のバレンタインは投資ですから。お返し楽しみにしてるわ。」

「プレッシャーかけんなよ。」

笑ってカバンからお菓子の包み入りの小さな紙袋を出す。

「今日誕生日なんだろ?井上に聞いた。会社で分けるほど入ってないから夜に井上と摘んで?」

思いがけないプレゼントに、森崎は目をパチパチさせながら、

「…ありがとう…」

と言った。

「本命じゃなければ消えモノが無難、なんだろ?ちゃんと教えは守ってるよ?」

森崎はハハッと笑って。

「正解!」

と親指を立てて、もう一度、ありがとう、と呟いた。
/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ