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第27章 幸村 順一
千春は夕飯を食べずに待っててくれたみたいで。

2人で千春の作ったご飯を食べる。
花束は包装紙を外しただけの状態で、ガサッとガラスの花瓶に入れられ、ダイニングテーブル近くのキッチンカウンターの隅に飾られた。

焼きたてのハンバーグを持ってきてくれたら、それがハート型で。

「すげ。コレ作ったん?」

「…買った」

「ハート型のハンバーグなんて売ってんだ…」

「うん。神戸のもりや商店ってあるでしょ。大丸の近くの。」

「あー、コロッケにすげぇ行列できてるとこ?あそこそんな名前なんだ。」

「うん。あそこ神戸牛がウリなんだけど。いつもコロッケしか買わないけど、こないだ偶々店内に入ったら、売ってて。バレンタイン限定なんだって。冷凍なんだけど、焼く前はこんなんじゃないの。本当にハート型になんのかな、て感じなんだけどね。焼いたらこんなぷっくりカワイイ形になるんだーってびっくりした。」

「え?じゃこれ神戸牛?」

「と、国産黒豚の合挽き」

「なんか美味そう…熱いうちに食べようぜ!」

俺が人参のグラッセが好きじゃないから、付け合わせはポテトとブロッコリー。あとパプリカのロースト。
俺の好きなつぶつぶコーンスープも作ってくれてて。
千春の作るコーンスープはちょっと中華風。で、美味い。クリームコーンスープも好きだけど、ちょっととろみがついて、卵を解き入れたコーンスープは変わってて、初めて出してくれた時、めっちゃ美味い!と言ったらそれ以来コーンスープはこれオンリーになった。
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