この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第27章 幸村 順一
飯を食い終え、会社で貰ったチョコは一応渡して、千春からもチョコをもらう。

付き合ってる時はチョコとネクタイ、とか。高いブランドのチョコボックスとか。本命って感じの貰えてたけど。結婚したらどうなるんだろう、と思ったら、高価そうなチョコレートケーキを買ってきてて。

「ケーキ、悩んだんだけどさ…」

「うん。私ももし買ってきてくれてたら被ると思ったんだけど。被ったら被ったでいいや!と思って。チョコ買って2人で食べるのも悩んだんだけど〜。せっかく同じ家に居るんだから!と思ってケーキにしちゃった。でも流石に自分でバースデーケーキ買うのはヤだから、これはバレンタインのチョコってことで。一緒に食べよ?」

「いただきます。」

濃厚なケーキを食いながら、千春が思い出したように

「あ!あっくん。幸村くんに私の誕生日の話したの?」

と聞いてくる。幸村に花あげたらって言われた、とは言いたくなくて、ちょっと誤魔化した。

「あ? あぁ、うん、言った、かな…」

「今日会社でお菓子貰ったのよ。ビックリした。」

アイツめ…ヒトのオンナにナニしてくれてんだ、と思ったら、千春が紙袋から出したのはどう見ても駄菓子の詰め合わせ。

「カワイイよねー。こういうさ、ちょっとした気遣いってのがモテる男なのよ。解る?あっくん」
/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ