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第27章 幸村 順一

あ…開いちゃった…

捨てようかとも思ったが、まぁ、いいか。と笑い。

「千春。風呂、一緒に入ろ？」

と誘った。

2人で仲良く、てことなんだろ？
幸村。

シャクだけど、乗せられてやるよ。

風呂で2人であったまりながら、キスをしたり胸を触ったり。
前戯は風呂の中で十分やって。
身体を拭いて髪を乾かす間もイチャイチャして。
興奮冷めやらぬままにベッドに潜り込む。
千春は今、妊娠３ヶ月で。会社への報告は安定期に入ってからにしようと思ってるから、まだ言ってないけど。本当はセックス自体も控えた方がいいんだろうけど…一回くらい大丈夫だろ。

準備はいつでもオーケーで。俺は手に持った個装袋を、半分開いた部分を広げて出した。

「えらくカワイイの持ってるじゃない」

「ん？まぁな。」

棒が取れた状態だと、透明の袋に入ってることを除けば、フツーのコンドームだから、あのお菓子の中に入ってたことには気づいてないみたいだ。幸村からのプレゼントだと、言おうかどうしようか悩んで、結局黙っておいた。
今は、他の男の名前なんか出したくないんだ。

ゴムをつけて愛し合う。

いつもより、時間をかけて前戯したせいか、千春のナカはトロットロで。めちゃくちゃ気持ちいい。

千春もいつもよりも大胆に、反応してくれて。
終えた時には満足感しかなかった…