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第28章 萩原 義隆 ー 過去編 ー

彼女との接点も失い、諦めかけた頃、その谷崎から、彼女の友達に会ってみないかと誘われ、大学のカフェに行った。
そこに居たのはあのミスキャンパス、白河 桜子で。
言葉もなく谷崎を見る。
谷崎はニヤニヤしながら、感謝しろ、とアイコンタクトしてきた。
「おまッ…ハメたな⁉︎」
「人聞きの悪い…ミスキャンパスと口聞いたって自慢してる親友に紹介してやろうと思っただけじゃん。ま、あのミスキャンパスがリコの友達だってのは最近知ったんだけどさ。」
ニヤニヤと片眉を吊り上げる谷崎に、返す言葉もなく、その日は何を喋ったのか、あまり覚えていない。
それをきっかけに、付き合いだしたのだが、彼女は本当にお嬢様育ちで。
全くスレていなくて、とにかく可愛かった。
意外と家庭的で料理も作ってくれた。
一人暮らしの狭い部屋で、作ってくれたご飯を食べ、座ってのんびりしていれば、イヤでもそういう雰囲気にはなる。
いや、決して嫌だったワケじゃない。まぁ、私も正常な男だったとでもいうか…
彼女と身体の関係を持つまで、そう長い時間はかからなかった。
そこに居たのはあのミスキャンパス、白河 桜子で。
言葉もなく谷崎を見る。
谷崎はニヤニヤしながら、感謝しろ、とアイコンタクトしてきた。
「おまッ…ハメたな⁉︎」
「人聞きの悪い…ミスキャンパスと口聞いたって自慢してる親友に紹介してやろうと思っただけじゃん。ま、あのミスキャンパスがリコの友達だってのは最近知ったんだけどさ。」
ニヤニヤと片眉を吊り上げる谷崎に、返す言葉もなく、その日は何を喋ったのか、あまり覚えていない。
それをきっかけに、付き合いだしたのだが、彼女は本当にお嬢様育ちで。
全くスレていなくて、とにかく可愛かった。
意外と家庭的で料理も作ってくれた。
一人暮らしの狭い部屋で、作ってくれたご飯を食べ、座ってのんびりしていれば、イヤでもそういう雰囲気にはなる。
いや、決して嫌だったワケじゃない。まぁ、私も正常な男だったとでもいうか…
彼女と身体の関係を持つまで、そう長い時間はかからなかった。

