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第29章 望月 朋会
結局、美桜たちは最後に開けた箱に入ってた赤ちゃん用のおもちゃと、キレイな洋服を持って帰った。
ベビーベッドは屋根裏にはなかったから、誰かにあげたか処分したんだろう。

選ばれなかったものたちを、また箱に戻してしまう。
美桜のお姫様セットは絡まらないようにひとつずつ小さな袋に収めて、少し大きめの袋にまとめてから箱に入れた。

お腹の子が女のコだったとしても、ママの古いお人形に興味を持つかどうかはわからないけど。
それならその時に処分すればいい…そう思ってもう何十年もあるんだけどね。しまう時は処分はいつでも出来る、と思ってしまい込み、出してみると懐かしくて捨てられない。だからきっと、数年後、赤ちゃんがお人形遊びをしなくても捨てられないんだろうけどね…

白いお花のイヤリングをつけて、鏡を見てみた。
何年振りかしら。20年以上…最後につけたのは中学生の頃だったかも。
だとしたら30年以上になる。
少しレトロにも見えるイヤリングは、意外にも今つけてもそれほどおかしくはなかった。今日だけ…つけてみようかな。
大人になってピアスを開けたから、イヤリングなんて買ったこともなかった。
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