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第31章 吉田 理恵

「コレたべるかしら…」
とたまごボーロをお皿に2、3粒乗せて、少し水をかけてふやかす。
ネコは鼻を近づけて確認していた。
「ダメだよ人間の食べ物やっちゃ!」
「ホント煩いわねぇ。だったらオヤツとかご飯とか買ってきなさいよ。お母さんと理恵さんでこのコと遊んどくから。」
「ズルイ!」
「グッズ揃えるのはオーナーの仕事でしょ?」
「-そうだけど…」
「首輪も可愛いの買って来てねぇ!いってらっしゃい」
強制的に圭吾くんを部屋から追い出し、私とお母さんはリビングに残った。
「…あの…」
「圭吾と一緒に行きたかった?今ならまだ車出してないと思うけど?」
「……やっぱり待ってます。その方が早く帰ってきてくれる気がするし。」
「そ?ならお茶でも淹れましょ。」
お母さんは紅茶を淹れてくれて、2人で頂く。
「…ねぇ、理恵さん。圭吾が居ないから単刀直入に聞くけど、理恵さんて、結婚とか考えてる?」
「え?」
とたまごボーロをお皿に2、3粒乗せて、少し水をかけてふやかす。
ネコは鼻を近づけて確認していた。
「ダメだよ人間の食べ物やっちゃ!」
「ホント煩いわねぇ。だったらオヤツとかご飯とか買ってきなさいよ。お母さんと理恵さんでこのコと遊んどくから。」
「ズルイ!」
「グッズ揃えるのはオーナーの仕事でしょ?」
「-そうだけど…」
「首輪も可愛いの買って来てねぇ!いってらっしゃい」
強制的に圭吾くんを部屋から追い出し、私とお母さんはリビングに残った。
「…あの…」
「圭吾と一緒に行きたかった?今ならまだ車出してないと思うけど?」
「……やっぱり待ってます。その方が早く帰ってきてくれる気がするし。」
「そ?ならお茶でも淹れましょ。」
お母さんは紅茶を淹れてくれて、2人で頂く。
「…ねぇ、理恵さん。圭吾が居ないから単刀直入に聞くけど、理恵さんて、結婚とか考えてる?」
「え?」

