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第32章 玄 徹匠 ートモダチー

「俺は、おネェじゃないよ。アレは仕事用のキャラ。ヘアメイクなんて裏方やってると、ヒトの色んな面見ることになるからね。自分もキャラ作って演じてたほうが無難だったりするんだよ。」
と笑うトールさんは、凄く凛々しくて。
確か、苗字は、セキグチさん…
ということは、セキグチ トオルさん…か…
メイクしてもらった時も、真剣な顔が凄く凛々しくてカッコいい、と思ったコトを思い出した。
「さ。俺の話はどうでもいいから、冷めないうちに食べよう!」
カパッとフライパンの蓋をあけると、美味しそうなパエリア。
パエリアって専用のパエリアパンじゃなくても出来るんだ…
てっちゃんのウチのフライパンは、ウチにあるのと同じ取っ手が取れるタイプ。
私のウチでクリスマスにご飯を振る舞った時、アクアパッツァを出した鍋を見て、
「いいね、コレ。取っ手が取れるとそのまま食卓に出しても鍋っぽくなくて!」
と感動して、同じものを買ったようだ。
パエリアにサラダ、オーブンで焼いてたのはタンドリーチキン。
多国籍だけど、凄く美味しそう!
と笑うトールさんは、凄く凛々しくて。
確か、苗字は、セキグチさん…
ということは、セキグチ トオルさん…か…
メイクしてもらった時も、真剣な顔が凄く凛々しくてカッコいい、と思ったコトを思い出した。
「さ。俺の話はどうでもいいから、冷めないうちに食べよう!」
カパッとフライパンの蓋をあけると、美味しそうなパエリア。
パエリアって専用のパエリアパンじゃなくても出来るんだ…
てっちゃんのウチのフライパンは、ウチにあるのと同じ取っ手が取れるタイプ。
私のウチでクリスマスにご飯を振る舞った時、アクアパッツァを出した鍋を見て、
「いいね、コレ。取っ手が取れるとそのまま食卓に出しても鍋っぽくなくて!」
と感動して、同じものを買ったようだ。
パエリアにサラダ、オーブンで焼いてたのはタンドリーチキン。
多国籍だけど、凄く美味しそう!

