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第32章 玄 徹匠 ートモダチー

「玄くんてばこんな立派なキッチンがあるのにほぼ自炊しないっていうからさー。」
トールさんは肩をすくめててっちゃんを見る。
「イヤ、料理出来ればとは思うけど、1人だと面倒くさくて。コンビニばっかりにならないように気はつけてるんだけど。」
「ま、それはわかるけどね。料理って食べてくれる人がいるから張り合いがあるんだよな。」
そうそう。流石料理する人はちゃんとわかってらっしゃる。
「でも彼女がいんだから一緒に食べれるように頑張ればいいじゃない。」
「…ん〜。まぁ会うの基本週末だしね。翠ン家行って作ってもらうのが多いよね?」
「…そだね…」
「一緒に住まないんだ?」
え?
「…まだ…そんな話は…してない、よね…」
「ま、今話すことでもないし、食べよか!」
トールさんは私達が考え込んじゃうのを察したのか、話を切り上げて、取皿にサーブしてくれる。
「美味しそう〜」
「でしょ?そう、じゃなく美味しいから!でもどれも結構簡単なんだよ。本格っぽく見せるテクがあるだけ!」
そう言って謙遜するけど、料理はどれもホントに美味しかった。
トールさんは肩をすくめててっちゃんを見る。
「イヤ、料理出来ればとは思うけど、1人だと面倒くさくて。コンビニばっかりにならないように気はつけてるんだけど。」
「ま、それはわかるけどね。料理って食べてくれる人がいるから張り合いがあるんだよな。」
そうそう。流石料理する人はちゃんとわかってらっしゃる。
「でも彼女がいんだから一緒に食べれるように頑張ればいいじゃない。」
「…ん〜。まぁ会うの基本週末だしね。翠ン家行って作ってもらうのが多いよね?」
「…そだね…」
「一緒に住まないんだ?」
え?
「…まだ…そんな話は…してない、よね…」
「ま、今話すことでもないし、食べよか!」
トールさんは私達が考え込んじゃうのを察したのか、話を切り上げて、取皿にサーブしてくれる。
「美味しそう〜」
「でしょ?そう、じゃなく美味しいから!でもどれも結構簡単なんだよ。本格っぽく見せるテクがあるだけ!」
そう言って謙遜するけど、料理はどれもホントに美味しかった。

