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第32章 玄 徹匠 ートモダチー

「お母さんが美容師で店持ってたから、そこでちょっとずつ練習しながら、モデルも続けて、現場でコネクション作ったり最新の知識仕入れたりしてたみたい。で、モデルの仕事が下火になりだした頃から美容に本腰入れて、そんな一気に、てワケじゃなく、上手〜くスライドしていったんだって。ま、それに関しちゃ偶々運が良かっただけ、って言ってたけど。でも元々努力家だし、センスと才能があるから生き延びてるんだけどね。」
はぁ…どっちにしても別世界の話だわ…
「でも、あの通り、顔もいいし背も高いし、おまけにスキルがあるじゃん。元々女優さんとかモデルさんと、ヘアメイクって仲良くなり易いんだよ。バッチリ決めたトコをヒトに魅せなきゃならないモデルが、ヘアメイクにだけはその素を曝け出すワケでしょ。いくらプロでもコンディションは常に万全ってワケには行かない。人間だから波がある。大事な仕事や素肌に近い状態で勝負しなくちゃいけないような仕事の時に、肌が荒れちゃうコトだってある。」
「素肌に近い状態の仕事なんてあるの…?」
「シャンプーとかメイク落としなんかの化粧品のCMで、洗い上がりや入浴シーンにガッツリメイクしてたらおかしいだろ?」
はぁ…どっちにしても別世界の話だわ…
「でも、あの通り、顔もいいし背も高いし、おまけにスキルがあるじゃん。元々女優さんとかモデルさんと、ヘアメイクって仲良くなり易いんだよ。バッチリ決めたトコをヒトに魅せなきゃならないモデルが、ヘアメイクにだけはその素を曝け出すワケでしょ。いくらプロでもコンディションは常に万全ってワケには行かない。人間だから波がある。大事な仕事や素肌に近い状態で勝負しなくちゃいけないような仕事の時に、肌が荒れちゃうコトだってある。」
「素肌に近い状態の仕事なんてあるの…?」
「シャンプーとかメイク落としなんかの化粧品のCMで、洗い上がりや入浴シーンにガッツリメイクしてたらおかしいだろ?」

