パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第32章 玄 徹匠 ートモダチー

「で、まぁ、ヘアメイクとメイクされる対象、であるモデルや女優がデキ易い、てのは業界では通説。よくある話なワケ。」

あー、まぁ確かに美容師さんと結婚した女優さん、居たねぇ…そっか、そういう経緯だったりするのか…確か相手の不倫で離婚してるヒトもいたな…

「ヘアメイクってモテるヒト多いし、同時にその立場を利用した、っていうか、軽いヒトも多いんだけど。あのヒトはあの通り、結婚してて、身持ちも固いわけ。奥さん高校の頃から付き合ってるんだって。だから、そうそうなびかないんだけど。同じ職種の軽いヤツら見てたら余計ソコがよく見えちゃう、ってこともあるんだろうね。立場上無碍にもできないしさ。で、勘違いして思い詰めた相手が逆上してストーカー化した事があったみたいで。
身の危険も感じたし、今後もないとは限らないって思って、実は隠してたけど女のコに興味ないの！ってウソのカミングアウトしたんだって。」

「待って、家族は？」

「奥さんと子供の存在は徹底的に隠してるね。子供のコト周囲には甥っ子が可愛くて仕方ないって言ってるよ。」