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第34章 芳川 翠 ー
「…あれ?お湯?」
てっちゃんはにっこりと笑って。
「ホットミルクの気分でもないんだろ。だったら、白湯も良いかな?と思って。あったかいモノ飲むと身体が温まるから。でもカフェインは血管を拡張する作用があるから、最終的に冷えるからね。だから、お茶とコーヒーはやめといた。」
あぁ、それで選択肢にカフェオレがなかったんだ…いつも食後はコーヒーを淹れてくれるてっちゃんは、私にはミルクたっぷりのカフェオレを淹れてくれるのに。身体を冷やさない為にそんなことまで考えてくれるんだ…
お水ならまだしも、お白湯を飲むことなんてない私は、マグカップの中身をフーフーして、恐る恐るすすった。
当然だけど、熱い。
でも、意外なくらい抵抗なく、すーっと口に入ってくる。
そりゃそうか。お水は普通に飲むもんね。それが熱いだけなんだから、飲めないワケがない。
「飲みにくかったら、蜂蜜とかレモンとか入れてもいいけど?」
「ん、大丈夫。ありがと。」
てっちゃんはにっこりと笑って。
「ホットミルクの気分でもないんだろ。だったら、白湯も良いかな?と思って。あったかいモノ飲むと身体が温まるから。でもカフェインは血管を拡張する作用があるから、最終的に冷えるからね。だから、お茶とコーヒーはやめといた。」
あぁ、それで選択肢にカフェオレがなかったんだ…いつも食後はコーヒーを淹れてくれるてっちゃんは、私にはミルクたっぷりのカフェオレを淹れてくれるのに。身体を冷やさない為にそんなことまで考えてくれるんだ…
お水ならまだしも、お白湯を飲むことなんてない私は、マグカップの中身をフーフーして、恐る恐るすすった。
当然だけど、熱い。
でも、意外なくらい抵抗なく、すーっと口に入ってくる。
そりゃそうか。お水は普通に飲むもんね。それが熱いだけなんだから、飲めないワケがない。
「飲みにくかったら、蜂蜜とかレモンとか入れてもいいけど?」
「ん、大丈夫。ありがと。」