この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第35章 新田 桜子
私は携帯を出し、お母さんの携帯に電話をかけた。

『もしもし?どうしたの?』

「こんばんは。あのね、私の振袖って、すぐ出せるもの?満希が見たいって言ってるんだけど…」

『振袖? もちろん!もうそんな話してるの?満希ちゃんまだ中学生でしょう?』

「勿論着るのはまだ先だけど。仲のいい友達のお姉さんが成人式を控えて、呉服屋さんの展示会に行くって話を聞いて羨ましくなったみたい。」

『写真じゃダメなの?』

「写真も見せてもいいけど、ほら、私の成人式の頃って、時代が時代じゃない。きっと写真だけ見せてもコレがイイ!とはならないと思うのよね…」

『まぁ、バブルの頃だもんねぇ…ま、カビてはないと思うけど、ちょっと出してみましょうか。いつ来るの?』

「あ、お正月の2日にはそっちに行くし…その時でいいんだけど…」

『そうなの?わかったわ。』

私はそこで電話を切った。

/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ