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第35章 新田 桜子
新年を迎え、元旦は家族で過ごす。
午後からは誠大も満希も友達と出掛けだけど、夕方には帰ってきて、自宅で夕飯を食べた。
そして、翌2日。
誠治さんの運転する車で、全員で私の実家へ。いつもは誠治さんの実家に行ってからウチに行くんだけど、今日は誠治さんのご両親が友達と初詣で不在だそうで、直接ウチに行った。

実家の裏手のガレージに車を停め、実家に入る。
お父さんの車と、普段はお母さんが乗る軽自動車が収まってるスペースだけど、今日は誠治さんの車が入るようにお母さんの車を裏庭に下げておいてくれてる。
昔はお父さんの車しかなかったから、1台分は来客用だったけど、近所に買い物に出たりする為に軽自動車を買ったから、来客用スペースがなくなって、このスタイルになった。
ガレージの後方がそのまま裏庭に繋がってるから、扉を開けてバックさせるだけでスペースは確保できる。
私たちが実家に行く時はいつもこうしてくれてる。

「やぁ。よく来たね。あけましておめでとう」

お父さんが笑って出迎えてくれて。

「おめでとうございます、おじいちゃーん!」

満希はぎゅう、と抱きつくと、お父さんは破顔して満希を抱きしめた。抱きつくなんて小さい子供みたいで、思春期の女の子はなかなかしないことだと思うんだけど、満希はそういうところが賢いというかあざといというか…相手が望む反応を的確に返すことができるコだ。だから、大人に好かれる。
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