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第36章 間宮 涼香
「……父さんに…言う…?」
「…言うって、なにを…?」
運転しながら私も瞬きを繰り返す。
「僕が…ゲイだって…」
「!!」
私はひとつ息を吸い込んだ。
「…自覚は、あるの…?」
智之はこくりと頷いた。私は一瞬目眩を感じる。
「小学校の頃から…気付いたら男の人とか男のコを好きになってる…女のコを見ても、別に何とも思わないし、他のヤツらが見てるエロ本とかも興味ない…」
女性の身体とか、裸とかに興味がない…それは…このくらいの歳の男子としてはいただけないんじゃないかしら…まだ幼いだけなのならまだしも、男のコを好きになってる自覚があるってことは…逆に男の身体には興味あるってこと…?
え?待って?自分にも同じモノがついてるのに?
若干キャパシティオーバー気味になって、私は深呼吸した。
「…言うって、なにを…?」
運転しながら私も瞬きを繰り返す。
「僕が…ゲイだって…」
「!!」
私はひとつ息を吸い込んだ。
「…自覚は、あるの…?」
智之はこくりと頷いた。私は一瞬目眩を感じる。
「小学校の頃から…気付いたら男の人とか男のコを好きになってる…女のコを見ても、別に何とも思わないし、他のヤツらが見てるエロ本とかも興味ない…」
女性の身体とか、裸とかに興味がない…それは…このくらいの歳の男子としてはいただけないんじゃないかしら…まだ幼いだけなのならまだしも、男のコを好きになってる自覚があるってことは…逆に男の身体には興味あるってこと…?
え?待って?自分にも同じモノがついてるのに?
若干キャパシティオーバー気味になって、私は深呼吸した。