この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第36章 間宮 涼香
前菜は陶板の上に五品ほどの盛り合わせ。

獅子唐の揚げ浸しはほんのりした苦味とピリッとした風味が美味しく、だしと醤油でしっかり目に味付けされた浸し豆はビールにもよく合いそう。可愛いぐい呑に入ったクリーム色のスープのようなものはとうもろこしのすり流し。コーンスープとは違う、爽やかな甘みが上品。意外だったのがイチジクの白和え。白和えというとどうしてもひじきとか菜っ葉を連想するのだけど、さっぱりした甘さの中にコクもあって、でもデザートとは違う、立派な前菜だった。
和え衣にはクリームチーズと豆乳を使っているそうだ。鯛のお造りは薄造りと、軽く炙ったものが一切れずつ。炙りは岩塩で甘みが引き立つ。

大吟醸はスッキリしてて幾らでも入っていく。でも食前酒だからココは控え目にね、とセーブされた。

龍沢さんが頼んでくれたお任せコースは、ほかに小振りなお寿司がいくつかと、蒸し物はじゃがいも饅頭の葛餡かけ、揚げ物は白えび入りのかき揚げが出てきて。それに合わせた龍沢さんのお酒のチョイスも流石のもの。どれも美味しくて、一品一品が小振りだからお腹にも響かず、いろんなものをちょこちょこ食べられた。もちろんお酒も沢山呑んだ。


/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ