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第37章 幕間…SS集… ⑥

芳川 翠 ー 葛藤ー
てっちゃんにプロポーズされた…というより半強制的に言わせた?だってあんな…病める時も健やかなる時も〜って言う教会の誓いの言葉みたいなこと言われたらさ!勘違いしちゃうよフツー…
だけど、ふと冷静になると。
私に勤まるの?お寺さんの嫁って…
お兄さんが居て、次男とはいえ、親戚の集まりとかもあるんだろうし、それなりの心得的なモノがいるんじゃない?とか…
派手な結婚式はしなくてもいいけど…ドレスはきっとそんな機会でもなきゃ一生着ることないだろうから…1回くらいは着てみたいかなぁ…なんて思っちゃうけど、もしかしてお寺だったら仏式の結婚式なのかしら!とか…
浮かれて買ってしまったクソ重たい結婚情報誌が入った、持ち手が伸び切ったコンビニの袋をぶら下げて、マンションの鍵を探しながらふと我に返って考えてしまった…
鍵を開けて暗い部屋に入り、ドサリと荷物を置く。
あーもう。めんどくさいからご飯はラーメンでいいや。
電気ケトルのスイッチを入れ、買い置きのカップラーメンを漁る。適当なヤツの蓋を開けて、お湯を入れた。
てっちゃんにプロポーズされた…というより半強制的に言わせた?だってあんな…病める時も健やかなる時も〜って言う教会の誓いの言葉みたいなこと言われたらさ!勘違いしちゃうよフツー…
だけど、ふと冷静になると。
私に勤まるの?お寺さんの嫁って…
お兄さんが居て、次男とはいえ、親戚の集まりとかもあるんだろうし、それなりの心得的なモノがいるんじゃない?とか…
派手な結婚式はしなくてもいいけど…ドレスはきっとそんな機会でもなきゃ一生着ることないだろうから…1回くらいは着てみたいかなぁ…なんて思っちゃうけど、もしかしてお寺だったら仏式の結婚式なのかしら!とか…
浮かれて買ってしまったクソ重たい結婚情報誌が入った、持ち手が伸び切ったコンビニの袋をぶら下げて、マンションの鍵を探しながらふと我に返って考えてしまった…
鍵を開けて暗い部屋に入り、ドサリと荷物を置く。
あーもう。めんどくさいからご飯はラーメンでいいや。
電気ケトルのスイッチを入れ、買い置きのカップラーメンを漁る。適当なヤツの蓋を開けて、お湯を入れた。

