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第5章 井上 翔太
部屋を選んで、入る。
静まり返った部屋に入ったはいいが、さてこれからどうしよう。
とりあえず、荷物を置き、自分と小鳥遊さんのコートとジャケットをハンガーにかける。
部屋にはソファーすらなく、大きなベッドがひたすら存在を主張していた。
小鳥遊さんがベッドの端に腰掛けたので、横に座るわけにもいかず、少し離れたところにあるドレッサーのスツールに座る。
すぐに思い直し、洗面所に行くと、小さいサイズのタオルを水で濡らして持ってきた。
「目、冷やした方が。腫れますよ。」
「井上くん、ほんま優しいなぁ。」
小鳥遊さんは微笑んで、タオルを受け取った。
何度も見たハズのその笑顔に心臓がドクン、と高鳴る。
ヤバい、俺、小鳥遊さんのこと、好きかも……
静まり返った部屋に入ったはいいが、さてこれからどうしよう。
とりあえず、荷物を置き、自分と小鳥遊さんのコートとジャケットをハンガーにかける。
部屋にはソファーすらなく、大きなベッドがひたすら存在を主張していた。
小鳥遊さんがベッドの端に腰掛けたので、横に座るわけにもいかず、少し離れたところにあるドレッサーのスツールに座る。
すぐに思い直し、洗面所に行くと、小さいサイズのタオルを水で濡らして持ってきた。
「目、冷やした方が。腫れますよ。」
「井上くん、ほんま優しいなぁ。」
小鳥遊さんは微笑んで、タオルを受け取った。
何度も見たハズのその笑顔に心臓がドクン、と高鳴る。
ヤバい、俺、小鳥遊さんのこと、好きかも……