この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛と欲と嘘
第2章 欲
「気にしない」
「あっ! ゃっ……ン!」
「……」
強い力で脚を押さえられて逃げる事すら出来なかった。
唯一自由の効く手で自分の口と、彼の頭を押す。
これが慰めになるのか甚だ疑問だけど、次第に高まっていく快感で頭の中が真っ白になる。
彼の熱い舌が自分の中で動いているのを実感すると気が狂いそうな程恥ずかしいから、頭が真っ白になるのは丁度良かった。
「…ハァ………、ん……」
それから何度か指と舌でイカされて、疲れてグッタリしている私に彼は耳元で「入れて欲しいか」と聞いて来た。