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マッサージで陥落したツンデレ美母
第3章 息子の奸計
明彦はみじんもその気を見せないのに、自分からノーパンのお尻へと誘導したようなかっこうになってしまった理沙は焦った。

もう、こうなれば、なるようになるだけだ。

最後は抵抗したふりをすればいいことに変わりはない。

「じゃあ、お尻を押しながら背中のストレッチするからね。お母さん、ちょっと失礼するよ」

と言って、明彦は理沙の腰を捻るように両足を交叉させて自分の膝をその間に挟んで固定した。

理沙は少しびくっとしたが、明彦は乱れたローブの裾をひっぱって揃えた。

これはちゃんとしたマッサージなんだという明彦のスタンスには全くブレがない。

そのために、理沙はさらに狼狽えた。

ノーパンであることは、ばれたはずだ。こんな短いローブなんだから、めくれて見えたはずだ。

普通ならここで触ってくるだろう。

しかし、明彦は乱れた裾を揃え、両手を重ねて、交叉させた側の尻をローブの上から押しはじめた。

「こうすると背中の筋肉が自然に伸びて気持ちいいだろ」

たしかに気持ちがいい。

理沙は、いやらしいことを期待した自分が少し恥ずかしくなってきた。

「う、うん、ああ、伸びる、伸びる。お尻も気持ちいい」

明彦は、もう一方の足を上に交叉させ同じ施術を繰り返した。

いやらしい気配は微塵もない。

理沙は複雑な思いだった。

(わたしってたんに若く見えるだけで、性的魅力がないのかしら。この子は木石なの? 母親を抱くのに抵抗があるのかしら? タブーを乗り越えさせるだけの魅力がわたしにはないの?こんな綺麗な脚を剥き出しにしてるのよ。ローブの下は素っ裸なのよ……誰かに操を立ててるの?ひょっとしてゲイなの?)

そんな理沙の思いをよそに、明彦は「はい、次は足裏やるね」と言い出した。

(えっ、足裏?お尻はこれで終わり?)と理沙は思ったが、さすがにそれは口に出せない。

それを見透かしたように明彦は、

「お尻の筋肉は足と関係してるから、お尻のコリをちゃんとほぐすには、まず足をほぐさないとね」

と説明する。

(ああ、この子は本当にわたしを労ってマッサージしてくれてるのに、わたしったら……)

理沙は、わが子に対して淫心を抱く自分が恥ずかしくなり、

「いよいよ本格的ね、ありがとう」

と素直に感謝した。
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