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***堕散る(おちる)***
第24章 step24十八段目…春
棚があり懐中電灯が置いてある。外も照明がなければ真っ暗なのだ。

「ますます探検ぽいな。」

ハルトはお風呂で裸だということを忘れている気がする。

懐中電灯をあちこちに当てて、行進する勢いだ。

「すげえデカイな。奥も深そうだよ。

ああ、ん…怖いの?ルリ…」

暗くてゆっくり進むワタシに気づいて、手を差し伸べてくれた。

「怖いと言うより暗くて足元よく見えないので…」

「だからこうやってジャバジャバ歩けばいいんじゃない?」

「ジャバジャバって、お風呂だし、裸だし…」

「俺たちだけだし気にすることないだろ?」

「お…ここから立ち入り禁止だ。
天井からおっぱい生えてるぞ。」

「鍾乳洞ですね。」

「入ってみようか。」

「ダメ…下にもとんがりおっぱい生えてますよ。」

「おお、本当だ。
足に刺さるところだった。
触ってもいいかな…」

「そっとですよ。何千年とか沢山時間がかかって出来てるんですよ。」

「そうか…ルリのおっぱいは、半年でサイズアップするのにな。」

ハルトが妖しい手つきをするので流す。

「ここが温泉も濃いのかな…
おっぱいの成分もたっぷりかも…」


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