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***堕散る(おちる)***
第24章 step24十八段目…春
当主は、山小屋での生活を楽しもうと小屋裏にあった洞窟を掘り風呂を作ろうとしました。
たまたまそこから温泉を掘りあてたのがこの洞窟風呂です。
せっかくなので、仲間と入れる大きな風呂にしようと、さらに掘り進めたところ、この鍾乳洞までたどり着きました。
でも人に知られては、観光地となって温泉を楽しめなくなると、
仲間と共に、この温泉を守ることにしました。
ですので、当館の勝手な我が儘ではございますが、今後も温泉と鍾乳洞をお楽しみいただく為にも、
この鍾乳洞の存在は他言しないようお願い申し上げます。』」
「そういうことで女将さん神隠しだの知らないなど言ってたんですね。」
「ルリ、わかった?
女将さんに話を合わせるんだよ?」
「わかりますよ。」
「ほら、ここに座って、取れたての筍、生だよ。」
「ハルトぉ…」
振り向いて怒ろうとしたら、腰を掴まれ、ハルトの筍?の上に座らされた。
「今日は動かさないから、のぼせずゆっくり浸かってね。」
「ハルトっ」
「ルリだって、ヌルヌルですぐに入っちゃったじゃん。」
「いやっ」
「俺の筍、嫌い?」
「嫌いじゃないですけど…」
たまたまそこから温泉を掘りあてたのがこの洞窟風呂です。
せっかくなので、仲間と入れる大きな風呂にしようと、さらに掘り進めたところ、この鍾乳洞までたどり着きました。
でも人に知られては、観光地となって温泉を楽しめなくなると、
仲間と共に、この温泉を守ることにしました。
ですので、当館の勝手な我が儘ではございますが、今後も温泉と鍾乳洞をお楽しみいただく為にも、
この鍾乳洞の存在は他言しないようお願い申し上げます。』」
「そういうことで女将さん神隠しだの知らないなど言ってたんですね。」
「ルリ、わかった?
女将さんに話を合わせるんだよ?」
「わかりますよ。」
「ほら、ここに座って、取れたての筍、生だよ。」
「ハルトぉ…」
振り向いて怒ろうとしたら、腰を掴まれ、ハルトの筍?の上に座らされた。
「今日は動かさないから、のぼせずゆっくり浸かってね。」
「ハルトっ」
「ルリだって、ヌルヌルですぐに入っちゃったじゃん。」
「いやっ」
「俺の筍、嫌い?」
「嫌いじゃないですけど…」