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***堕散る(おちる)***
第24章 step24十八段目…春
「部屋に戻ったら、ちゃんとシテあげるから…」
「別に…」
「シテ欲しくないの?」
「シテもいいですよ。」
「なんだそれ…」
ハルトの胸に背中を預けているので、表情は見えないけど、別に怒ってはいなさそうだった。
チャプン…チャプン…
ハルトの上に跨がっていて湯に浸かれてないアタシの肩にハルトが手で掬ってお湯を掛けてくれる。
「ハルトにも…」
ワタシは向きを変えてハルトに向かい合う。
ウゥ…
ん…
ハルトの筍でナカが擦れ二人で声が出る。
チャプン…チャプン…
お互いに背中にお湯を掛けて、ワタシは恥ずかしくてハルトの肩に顎を乗せて顔を反らす。
「ルリ、煽ってるの?」
「えっ…いいえ…」
「筍、ギンギンになっちゃったよ。」
「し、知りません。」
「部屋に戻ったら、生筍の踊り喰いしてね?」
「し、知りません…」
「階段荷物運びのお仕置きだから、」
「わ、わかりました。」
「だけど旅行って楽しいな。普段のことすっかり忘れて…」
「そうですね。でも…」
「でも?」
「ハルトと一緒だから楽しいんです。」
「そうだな。俺もルリとだから楽しい。」
「別に…」
「シテ欲しくないの?」
「シテもいいですよ。」
「なんだそれ…」
ハルトの胸に背中を預けているので、表情は見えないけど、別に怒ってはいなさそうだった。
チャプン…チャプン…
ハルトの上に跨がっていて湯に浸かれてないアタシの肩にハルトが手で掬ってお湯を掛けてくれる。
「ハルトにも…」
ワタシは向きを変えてハルトに向かい合う。
ウゥ…
ん…
ハルトの筍でナカが擦れ二人で声が出る。
チャプン…チャプン…
お互いに背中にお湯を掛けて、ワタシは恥ずかしくてハルトの肩に顎を乗せて顔を反らす。
「ルリ、煽ってるの?」
「えっ…いいえ…」
「筍、ギンギンになっちゃったよ。」
「し、知りません。」
「部屋に戻ったら、生筍の踊り喰いしてね?」
「し、知りません…」
「階段荷物運びのお仕置きだから、」
「わ、わかりました。」
「だけど旅行って楽しいな。普段のことすっかり忘れて…」
「そうですね。でも…」
「でも?」
「ハルトと一緒だから楽しいんです。」
「そうだな。俺もルリとだから楽しい。」