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***堕散る(おちる)***
第26章 step26 二十段目…孵化
欲に慣れて羞恥を忘れるオンナ、貪欲になり品を欠くオンナを数多く見てきた。

ルリのカラダはもうすっかり俺に馴染んでいるのに、未だに初めてのように恥ずかしがる。

毎回、新鮮さを感じさせる女、男にとっては凄く魅力だろう。
男の狩猟本能を擽るから…

口づけして舌を絡め取りながら、ボリュームの増した胸をキャミソールとブラごと揉んでいく。

瞼を閉じられないルリの瞳は潤み始めて艶を帯びる。

柔らかさを手のひらで味わいながら、ブラから押し出すように揉んでやれば、くぐもった声が、俺の口内で響く。

キスなど呼び水で嫌っていた俺は、もう居ない。
無駄にキスなどやらないと自負していたつもりだったが、
そうではなくて食事をする器官を触れ合わせ、そこで体液を交ぜることへの不快感から、
自分が避けていた行為なのだと思い知らされたのだ。

そして、眠りを許せるルリ、肌を密着させられるルリとの口づけは、自分自身も気持ち良いのだと体感した。

唇を離すと、ルリが俺の目をみて唇を追う。

胸元を見ればツンと尖った実がブラから外れているのが、薄いキャミソールから透けて見えた。


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