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***堕散る(おちる)***
第26章 step26 二十段目…孵化
唇を啄み音を立てて離すと、ルリは眠っていた。
いや、意識を飛ばしたらしい。

額にかかる髪を指で掬ってどけ、もう一度キスして俺もそのまま眠った。

卵がいつ、ぴよちゃんになるかわからずあまり深く寝ていなかったのもあるかもしれない。

温かいルリの胸と鼓動に包まれ、いつの間にか眠っていた。

どのくらい寝ただろうか、検討もつかなかったが、ルリがもぞもぞ動いて目が覚める。

目を開ければ、起こさないようにしていたのか、遠慮がちなルリの瞳が目に入る。

ぐぅ…

起きたと同時に腹がなり、ルリを抱えあげてバスルームに向かった。

相変わらず繋がったまま歩くのは恥ずかしいようだがバスルームで下ろしてシャワーを浴びる。

ルリが桜色のバスローブを探して着ている間に、キッチンで湯を沸かしてベーコンを切った。

「ハルト、パスタを作れるんですか?」

「ああ、カルボナーラは簡単だよ。ルリはパスタの茹で加減を見てて…」

驚くルリを横目に生クリームを温め、厚めに切ったベーコンを入れ、薄いものをフライパンでこんがりと焼いた。


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