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***堕散る(おちる)***
第26章 step26 二十段目…孵化
さすがにそれは通じないだろうと思ったけど、
そこで寝ようとするぴよちゃんを起こし、
トイレから出ようとすると戻してと繰り返すうちに、
たまたまかもしれないけどそこで糞をした。
「よし、よくやった。もう覚えたな。そこがお前のトイレだ。」
ピイ…
ハルトが抱き上げて撫でるとコクコクとする。
「そして、ここがお前のベッドだからな…」
ピ…イ…
トイレ騒動で疲れたのか、ぴよちゃんはすぐに眠ってしまった。
「ハルト、ぴよちゃんトイレ覚えるんでしょうか?」
「最初が肝心らしいよ。インコとか籠で飼う鳥もトイレは決まってるらしい。」
「ぴよちゃんも籠で飼うんですか?」
「いや、放し飼いだよ、檻に入れるなんてかわいそうだ。」
店時代の自分のことを思って言ってるのかもしれない。
上手くいくのかわからないけど、ぴよちゃんは放し飼いらしい。
「ハルト、仕事中はどうするんですか?」
「連れていくよ。ほらこれに入れて…」
ハルトが虫かごのような入れ物を出す。
肩さげバックのようにして通勤するというのだ。
カッコ悪いとか言いそうだけど、そうは思ってないようだった。
そこで寝ようとするぴよちゃんを起こし、
トイレから出ようとすると戻してと繰り返すうちに、
たまたまかもしれないけどそこで糞をした。
「よし、よくやった。もう覚えたな。そこがお前のトイレだ。」
ピイ…
ハルトが抱き上げて撫でるとコクコクとする。
「そして、ここがお前のベッドだからな…」
ピ…イ…
トイレ騒動で疲れたのか、ぴよちゃんはすぐに眠ってしまった。
「ハルト、ぴよちゃんトイレ覚えるんでしょうか?」
「最初が肝心らしいよ。インコとか籠で飼う鳥もトイレは決まってるらしい。」
「ぴよちゃんも籠で飼うんですか?」
「いや、放し飼いだよ、檻に入れるなんてかわいそうだ。」
店時代の自分のことを思って言ってるのかもしれない。
上手くいくのかわからないけど、ぴよちゃんは放し飼いらしい。
「ハルト、仕事中はどうするんですか?」
「連れていくよ。ほらこれに入れて…」
ハルトが虫かごのような入れ物を出す。
肩さげバックのようにして通勤するというのだ。
カッコ悪いとか言いそうだけど、そうは思ってないようだった。