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***堕散る(おちる)***
第28章 step28 二十二段目…夏休み…入社試験
「いいな〜お兄ちゃん。」
「お兄ちゃんだけずるい。」
温かい…人の温もりがする。鼓動も感じる。
天使だと思っていたけど、やはり人みたい。
欲で乱された思考回路の中でも、そんなことを思った。
三つ子なんだろう…
弟の2人も近づいてきてワタシの手をとって立たせ、1人1人が抱き締めてきた。
「ねぇ、おいでよ。」
気づくとお兄ちゃんがベッドに寝そべっていてワタシを呼ぶ。
その中心は天を仰ぐようにそそりたっていた。
振り向けば弟たちが手を引いて、少し高めのベッドに昇るのを誘導した。
跨がるようにしてお兄ちゃんの上に腰を下ろす。
その屹立の根元にシルバーのリングが填められているのに気付いた。
「ねぇ、自分から入れるところ、よく見せて…」
その言葉を聞いたことがあると思った。
ワタシはお兄ちゃんに脚を開き、そのリング辺りを握り、自分であてがい腰を下ろしていった。
あああっ…凄いっ…入ってきた。
「凄くいやらしい。ナカが波打ってるよ。」
弟たちが、また左右に分かれて立ち、ワタシの手を自分のモノに誘導した。
彼らもリングを填められていた。