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***堕散る(おちる)***
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事

「ああ、気持ちいいよ。そのまま擦って…」

王様の艶めいた言葉に益々ワタシも悩まされる。

王様は昨日とは違い、どんどんペースを上げていく。
もしかして…

ワタシは目を離さず鏡に映るソレを見ていた。

「ああ…いいっ」

詰まるような切ない声がして、手が先端ばかりを往復する。

……破裂する……

強く握り上げた拳から、切っ先が現れると、ビュビュッと勢いよく白濁が弾け飛んだ。

ハァッ…

王様が息を吐くがその手は止まらない。
ゆっくりと擦りあげながらドクドクと溢れさせていった。

「シャワーを浴びるから…」

声をかけられて少し離れる。

王様は何事もなかったかのようにシャワーで泡ごと流していった。

すっと立ち上がり浴槽に浸かる。ワタシはどうしたらいいのか戸惑ってしまった。

「あの…入らなくていいのですか?」

勇気を振り絞って聞いた。

「入りたければ入りなさい。」

王様は今日は一緒に入りたいとは思っていなかったようだ。

「じゃあ、入らせてください。」

ワタシは一人になるのが寂しくて、浴槽に足を入れる。

湯に浸かって透けそうだったのも忘れて、対面に入った。


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