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第32章 step32 二十六段目 Ｂ２階 犬になる

一番若い執事が名乗りをあげる。

場所を代わってやり、私はペットボトルの水を取りにいった。

｢うわぁ、潮噴きなんて初めて体験しました。｣

｢代われ。｣

庭師に出遅れた分、執事たちの群がり様は酷く、皆、下半身裸になり、ｷﾞｬｸﾞで固定された舌先に自身を突きだしながら、代わる代わるに潮噴きを目指して手マンする。

排泄が終わるのを待ち、床を拭いて寝そべり、ユキを上に乗せたり、膝立ちにさせ壁に前足を着かせて後ろから突き入れたりと無茶苦茶だった。

ただ、ユキもｷﾞｬｸﾞで防げない喘ぎ声を上げる様子を見れば、問題もなさそうなので、終わったら声を掛けるように執事たちに伝え、待機室に戻る。

旦那さまのお部屋に電話すれば『了解』と端的なお返事をいただき、こちらも問題なさそうだと判断した。

廊下に響き渡る嬌声で、おおよその状況は把握できたが、執事長から連絡を受けて扉をそっと開けてみる。

ユキは執事に跨がりこちらに背を向けて腰を振っている。

どうしてこんな凌辱が続くのか、考える暇は与えない。

犬だから、体を提供して生きる。それが全てだと体に刻む。