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***堕散る(おちる)***
第32章 step32 二十六段目 B2階 犬になる
コンコン…
「昼食の支度が整いました。」
「ユキが戻って来ないが…」
「ユキ様なら、こちらでお休みになられています。」
廊下を見れば、白濁まみれのユキが行き倒れたように、突っ伏して床で寝ていた。
「体調が悪いのか?」
「いえ、執事長がペットボトルで水分を与えてましたから、ただ疲れているだけだと…」
「ユキ、ご飯だ。今食べないと夕食までないぞ?」
フードカバーを外して匂いを嗅がせるとピクリと動いて四つん這いになった。
「罰は終わりだ。入って食べろ。」
ワゥ…
「ああ、これも外さなきゃな。」
口枷を外してやると、俺の分の配膳も待たずに、ガツガツ食べ始めた。
多少行儀は悪いがいいだろう。
ユキが気付いているかわからないが、皆とsexをするようになってから、皿の直径を1日1センチずつ大きくし、食事の分量を増やしている。
sexは体力を消耗するから。
ユキは毎回綺麗に食べきっている。
今日はまだ俺が食事中に食べ終えてしまったので、自分の皿から取り分けて、ユキの皿に入れる。
ワン…と鳴いて嬉しそうに食べていた。
午後は、午前中に出来なかった散歩をして、昼寝をさせてゆっくり過ごした。