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***堕散る(おちる)***
第32章 step32 二十六段目 B2階 犬になる

捨てられた?
そうしたらどうやって生きていくの?

自分で食べ物や自分の世話をしてくれる人を探さなきゃいけない。

ワタシは老人の腰ベルトに水の入ったペットボトルを見つけた。

この老人を前に見たことがある。そして何か言われたような気がする。

でも目先の水が気になり、思い出すのも面倒だった。

喉が渇いた。
ワタシは老人に近づき、ペットボトルを引っ掻いて鳴いた。

「もしかして、水が欲しいのか?」

ワゥ…

「そうか、ならばこっちへおいで…」

ワゥ…

ワタシは老人についていく。芝がなくなり、森の木陰に入ると、何かまた、不安になった。

「ほら、もう少し、ここまでおいで…」

老人が2本目の木の脇に立って呼ぶ。
振り向くと庭やお屋敷もすぐそこに見えた。

そして、なんだかこのシチュエーションをもっと昔に感じたことがあったが、なおさら面倒だった。

何か暖かく優しい記憶。

ワタシは老人の方に向き直ると老人は居なくなっている。

慌てて2本目の木まで行くと、カチャカチャという音がしていた。

老人は居た。ベルトを外しズボンを腿まで下げていた。

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