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***堕散る(おちる)***
第8章 step8二段目…視覚
ルリには痴漢に合わない電車の乗りかたを教えなきゃならないな…

せっかく育てているのに、タダで知らない奴に触れさせるのは勿体ないだろ?

俺の手や指を覚えてないし、さすがに自身に触れさせたら、ちっとは気づくだろうと思ったのに
全く気づかないのには腹がたった。

まだ足りないのか?覚えろよ。
オレの形を確かめさせようとしてるのに、汚物に触る反応で握りもしない…萎えたね。

極めつけはローターのスイッチを入れても気づかなかったこと、
俺が近くにいるから動き始めた。
と気づいて、めでたしめでたし…で、電車の中でイカセる…

ってのが台本だったのに…名前を呼ぶまで気づかないし、こっちが慌ててスカート直してやらなきゃだし。

ぶち壊しだ…
お仕置きくらいしてもいいだろう。

まあ、一つ嘘をついたな。別に玩具でヨガルのは見てもつまらない…
こんなモノで感じたくないと、嫌がりながらも感じてしまうのが見たいだけだ。

ルリ…どれだけ寝てるんだよ…

俺の苦労に…
気づくわけ、ないか…

頭いいのに変なところヌケテるからな…
俺の苦労に気づくどころか運命が引き寄せて、たまたまルリの後ろに俺がいた…

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