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第33章 step33 二十七段目 Ｂ３階 犬になって

『凄いぞ、手指まで性感帯になったみたいだな。』

『使わないと鈍るというけど、感覚は敏感になったようですね。』

『手コキしながら身悶えられたら、堪ったもんじゃないでしょう。』

シェフ達がユキを賛辞する言葉が部屋から漏れ聞こえた。

俺はノックもしないで静かに扉を開けて中の様子を窺った。

床に寝そべる男にユキが跨がり、妖しく腰をくねらせる背中が見えた。

そして、その男を跨ぐようにして仁王立ちする男の股間にユキは顔を埋めている。
多分ﾌｪﾗをしているのだろう。

更にユキの両脇に立つ男たちが、ズボンからモノだけ出しているようだが、
ユキの拳の包帯をほどき、握らせて手コキをさせているようなのだ。

｢ユキちゃん、ここ気持ちいいの？｣

ユキの手に自分の手を重ねて動かしながら、手指で感じているのか訊いていた。

ぅぅ…ワン…ワン…

｢可愛いねぇ、手コキしながら悶えちゃって…｣

男たちが同時にユキの体を貪り、奉仕に悶えるユキにあちこちから自身を突き立てていた。

｢いっぱいチンコがもらえて嬉しいかい？｣

ワン…

｢気持ちいいことして、ご馳走がもらえるなんて、ユキちゃんは幸せだね。｣