この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第33章 step33 二十七段目 B3階 犬になって
ワン…
ユキはブルブル震えるほど感じて男たちを迎え入れていた。
sexに全く抵抗を覚えず、体を開くユキを見て、調教が完成したのを知り嬉しくなった。
「ユキ…」
思わず声をかけると、シェフ達は勝手にsexしていることか、はたまた包帯を解いたことを咎められると思ったのか、
慌ててユキから離れた。
ユキは、宇兵衛とsexしていた時より堂々と、悪びれもせず腰を振り続けていた。
「ユキ、続きは部屋で俺としようか。」
ワン…
ユキは俺を見つけ、無造作に男から離れ、嬉しそうに俺の元にやってきた。
シェフ達は、何か詫びを言おうと慌てていたが、
「いつもより精の出る食事を期待している。」
少しの嫌味を言い残して調理室を出た。
ユキは全く罪悪感がないようで、俺の足にまとわりつきながら部屋に戻ってきた。
「風呂に入って一度綺麗になろうか。」
ワン…
ユキは俺が怒っているかもという恐れすらないようだ。
完成した。
sexに後ろめたさを感じない。無心で体を開く女。
いや、犬か…
『成ろうとして成れるものじゃないです。』
不思議な魅力のある女が、立派な犬となった。