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***堕散る(おちる)***
第33章 step33 二十七段目 B3階 犬になって
繋がったまま、俺に寄りかかるユキを抱き締めて、頭を撫でていたが、
いつの間にか一緒に眠ってしまったらしい。
コンコン…
「昼食のお支度が整いました。」
あぁっ…
昼までつられて熟睡してしまった。
ユキも俺の上に倒れこんだままで寝ている。
やはり、ノックで目覚めたようで、ハッとして起き上がりズルリとそこでオレが抜け出たようだ。
ンハッ…
短く甘い息を吐き、事態を察知すると四つん這いで起き上がり、脚の方に移動する。
そして白濁にまみれたモノをピチャピチャと丁寧に舐めとっていった。
「あぁっ…そんなことされたら、勃ってしまうな。
まあいいか、性感が高まったまま食事したら、味覚も感度が上がるから…」
ピクン…
ユキは突然動きを止め、何か考えているようだったが、目の前でそそりたつ自身に視線を戻し、硬くなった感触を楽しむように味わっていた。
そのときは、何か勘に触ることでも言ったのか?と、さして気にも止めなかったが、深層に眠るルリの琴線に触れる記憶だったのだ。
ユキはオレが満足するまで舐めしゃぶり、食事の匂いに負けて、かけ降りるようにしてソファーに向かい、伏せて舌を出して待っていた。