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***堕散る(おちる)***
第33章 step33 二十七段目 B3階 犬になって

ユキが恥ずかしそうに鳴く。排泄や秘部を見られることへの恥じらいではない。

毎回、執事長とは賭けをする。しかし毎回あっさりとユキが負けて達する。
そして、ユキはイカされるのが好きで期待している。
それを執事長に詰られているのだ。
貪欲な自分をたしなめられることを期待して恥じているのだ。

恥じらいを失ってはユキの魅力は半減する。どんどん開放的になるユキのストッパー役を彼はかって出たのだ。

執事の長として従業員を束ねる仕事はかなり困難だ。本来の業務以外に客人との接触が少ないと不満を持つ者の意見を聞くなども彼の仕事だ。

だがそつなく彼がこなすのは、性に対するこの執念深さが、彼の性格をも形成しているからだと評価している。

さて、今日はユキはどう翻弄されるのか…楽しみだ。

「おしっこいっぱい出たんですねぇ。ユキ様はおしっこが出るほどクリトリスが大きくなっていますからね。
ほら、しっかり見せてください。綺麗にしてあげられませんから…」

アゥゥ…

「ほら、このピカピカ光ってるのはおしっこでしょうか?それともいやらしいお汁でしょうか?」

ゥ…ゥゥ…



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