この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第34章 step34 二十八段目 B4階 約束の日
***************************

ルリが帰ってきたら…

自分で派遣に出しておいておかしいかもしれないが、居なくなって、ルリがいないと眠れない自分に気づいた。

最初のうちは、ルリがいると熟睡できるという感じだったのに、ルリがいないと眠れないのだった。

右京がどうしてルリを犬に仕立てたのかわからない。
戻ってきたら、色んな店を見学させて、その間に次の派遣先を募集しようと漠然と考えていた。

犬のままでも仕事にはなるし、ルリもその方が幸せなのかもしれない。

でもそれでは俺が困る。
ルリと意志の疎通ができないと俺が困るのだ。

ルリがおやっさんとの最初の三日間で解離したのを思い出す。
今のルリの状態を知り、右京がしたことと反対の方法で、ルリを人間に、元のルリに戻さなければならない。

無理にしたら、ルリは壊れてしまう。前任の3人の女のように…

それだけは絶対に許さない。

『いつも一緒にいる。
ハルトが愛するという心がわかるようになるまで…
ずっと一緒にいます。』

ルリがそう言ったんだぞ…

/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ