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***堕散る(おちる)***
第34章 step34 二十八段目 B4階 約束の日

ルリのカップにミルクをたっぷり入れて飲ませた。

飲み終えるとルリが落ち着かなくなる。

ワン…

吠えてソファーから降りて部屋をうろうろしだす。

「どうした?」

リビングから繋がる廊下に行き、バスルームに向かう。

脱衣場に行き何かを探しくるくる回り始める。

「ルリ、言ってくれなきゃわからないよ。どうしたんだ?」

ワン…ワンワン…

俺の太ももに手を掛けて呼ぶがわからない。

ルリが慌て始めたが、お座りのポーズをとる。

シー…

「あっ、シッコか?」

シャァァァァ…

間に合わず床に水溜まりが拡がる。バスタオルをそこに投げた。

ゥゥゥ…

ルリが申し訳なさそうに唸る。

「ごめん、気づかなくて…
ルリが悪いんじゃないんだよ。後で用意するから、大丈夫だから…」

タオルで床を拭い、濡れタオルでルリの汚れを拭く。

色々と準備する必要がありそうだ。

ワンワンワン…ワンワンワン…

用が済むとルリが吠える。3回は『sexしたい。』だ。

「ルリ、本当にしたいのか?」

確かに乳首が勃っていて欲情しているのはわかる。

ワン…

「トイレしたらsexするように言われてただけじゃないのか?」

ゥゥゥ…

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