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***堕散る(おちる)***
第34章 step34 二十八段目 B4階 約束の日
「俺だってしたいよ。ほら、ルリが一緒にいるだけで、ずっとこうだ。」
怒張する自身を見せる。
ルリが居なくなってから、ずっとしていない。
もちろんしたければ店に行けば済むがそんな気分にならないし、ましてや一人でするつもりもない。
したいと思うことがなく、いよいよ歳のせいかと考えた。
3週間もしないなんて精通してから初めてのことだ。
ところが、右京とsexするルリを見ても欲情した。
ルリがこんなことになっていなければ、帰ってすぐにでもするつもりだった。
犬になったルリにショックを受けたのは確かだが、それでもずっと欲情している。
だが、このまま犬のようにsexしてはいけない。
きちんと向かい合ってしたかった。
ゥゥゥ…
ルリは話がわかったのか、考えているようにも見えた。
「少し話をしよう。これからのこと、ここでのルールなどを…」
ウゥ…ワン…
「おいで…」
手を広げると伸びて立ち上がろうとするルリを抱えあげてソファーに戻った。
右京が言ったとおりルリは肉付きが良くなった。
華奢なイメージが少しふっくらしてちょうどいいくらいだ。