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***堕散る(おちる)***
第34章 step34 二十八段目 B4階 約束の日
ワンワンワン…はうと…ワンワンワン…
「ん…ルリ、したいのか?
少し眠ろう…俺が寝たい、ルリがいない間、よく眠れなかったからな…
大丈夫…こうしてたら…眠れる…から…
起きたら…一番に…抱いてやる…嫌といってもだ…」
ルリの背中を撫でていたが、ルリが寝付くまで起きていられなかった。
ん…誰だ…あぁ…また客が来たのか…
ん…今、何時だ…あと15分寝かせてくれ…
そこから…30分、ワンクールで…いいだろ?
ずっと寝てないんだ…あんたたちのような好き者ばかりが…客だからな…
あと15分…頼む…寝かせてくれ…
ああっ…いいよっ…気持ちいいよ…でも…今は…寝たままなら…
はぁあっ…あんた…上手いね…でもだめだ…ううっ…
気持ちいいことに囲まれる毎日…
四六時中sexしている店時代…
そのときの夢を見た。
ッハっ…
店じゃない。
「…ルリ?」
ピチャッ…ピチャッ…
「ルリ?欲情したのか?
朝でもないのに、エロいなルリは…」
寝ぼけていた…
脚の間に跪き、オレを根元から舐めあげるルリが、以前と同じに見えて忘れていた。
犬になってしまったことを…