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***堕散る(おちる)***
第34章 step34 二十八段目 B4階 約束の日
足の拘束も解いて、ルリを抱えてベッドの縁に腰掛ける。
そしてクローゼットの鏡のスイッチを入れた。
「ルリ、見てごらん。ルリは犬じゃないだろ?
そして俺たちが繋がっているところを見て。」
ルリの腰を持ち上げて貫いていく。
ルリは、鏡を初めてみたような反応だったが、鏡の中の俺と視線を合わせて、恥ずかしそうに反らした。
でもナカはしっかりと喰らいついてくる。
ルリが俺を絞めるのか、俺がルリを裂き開いているのか、わからない。
繋がるだけで融けるように気持ちいいのだ。
「ルリ、風呂場のトレーニングと同じだ。自分で蹴って俺を味わって?」
ルリがコクリと頷く。俺はルリの腹の前で手を交差して互いの肘を掴み、自分の腕を支えにルリを掴まらせる。
ルリの二の腕を俺の腕の輪の上に乗せさせ、体重をかけるように言った。
今のルリは素直だ。
欲を貪ることを遠慮しない。
ぷるぷると脚に力を入れて俺を抜いては、へたりと落ちてくる。
力が抜けたところに俺に貫かれ、俺も抜ける時にルリが踏ん張るから、握りあげられるようになり、上下どちらの動きも気持ち良かった。
あぁん…んはぁっ…