この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第35章 step35 二十九段目 0ポイント

「は…い…」

「ん…いい子にはご褒美…」

俺はルリを抱き締めてキスをする。唇を重ねるだけなんて足りない。
舌をこじいれてルリを吸い尽くすように口づけた。

っはぁ…

「ルリは、いつになったらキスの間、鼻で息するのを覚えるんだ?」

やはりルリはきょとんとするが、もういい。
俺たちは今日出会ったんだ。吹っ切れることができた。

「さて、朝ご飯を作るぞ。」

味噌汁を作りながら、焼き魚はグリルに任せ、卵を割る。ボウルをルリに押さえさせて卵を溶いていく。

「ふわとろスクランブルエッグだからな。」

ベーコンを焼いて、その油で卵を焼いていく。

ルリは覗きこむようにして見ていた。

フンフン〜ふわっとろだぞ?ルリ…

ルリが笑う。
何だろうルリの笑顔を見るだけで俺も気分が良くなった。

「さて、いただきます。」

「いた…きます。」

ルリは真似てでも話そうとしていた。

俺はルリの為に箸やフォーク、スプーンを置く。使えなくてもいいから置いてみた。

ルリは俺が食べるのを見て箸を持とうとしたが、やはり掴むことすら出来ない。


/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ